TouchJWv2 for iOS/iPadOS についての次期ビジョンのについて

おそらく、実現が可能であろうかということについて何点か?レポートします。この系列に関しては v2.14系で実装予定です。
1)Uniode Jw_cadファイルについて
Uniode Jw_cadファイルは少なからず流通している模様です。ただしJw_cad本体はMFCのライブラリによってUniode Jw_cadファイルは正常に読み込めます。しかしながらTouchJWv2ではMFCを使えるはずもなく、原則読めませんが、クラッシュレポートにより提供いただいたファイルからWideString MFCファイルを解析し現時点では、かなりの確率でクラッシュせずに読み込みできるようになっています。しかし、Jw_cad本体がWideStringに対応していないため、shiftjis以外の文字を表示できないことがあるため、TouchJWv2でも同じ仕様でプログラミングをしておりました。
しかしながら、他のUnicode対応CADで作成したshiftjis以外の文字を持つjwwデータはJw_cadでは読み込めてもTouchJWv2で読んだ場合、文字変換機能の差異(Windows/iOS)でクラッシュする現象を確認しております。
この対策として、TouchJWv2がUnicode混入のjwwファイルについて、混入しているUnicodeを正常に表示できる機能を搭載する予定です。
2)モバイルデバイスならではの機能強化
モバイルデバイスでの特徴の一つに図面データの差異を要求されます。どこが変わったかを現場のデバイスで差分表示(原点が指定できるように)と、そして設計図と施工図をオーバーレイして、設計図と施工図のアルファ値を変化させることにより差異部分を見つけやすくし、工事変更部分をわかりやすくする機能を搭載したいと考えています。(予定)
3)LiDAR(Obj)インポートとその拡張機能
各図面系でインポートされたデータを計測できる機能を搭載します。今までは、Jwwにエクスポートしたデータでの計測は可能でしたが、データが多すぎる場合、描画演算に時間がかかる現象がありましたが、測定、回転後、即、計測が利用可能になる予定です。
本機能を実装したv2.14系のリリースは6月ごろに予定しています。(リリース時には仕様が変更される場合もあります。)
また、5月末や6月初めにはMicrosoft Appleとデベロッパ向けに新機能を公開する時期でもあります。公開された新機能を実装するため、予定していた機能の実装が取りやめになる場合や延期する場合がございます。ご了承ください。

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